髪質別おすすめ整髪料は何? 使用後のダメージケアもお伝えします!
髪質によって整髪料との相性も変わることをご存じですか。ご自分の髪質にあった整髪料を使用しませんと、うまく髪のスタイリングができないものです。整髪料の知識はあなどれません。そこで今回の記事では、髪質別のおすすめ整髪料について解説します。髪型が決まれば外出も楽しくなることでしょう。
1.髪質別おすすめ整髪料について
1-1.毛の量が少ない人向けの整髪料
毛の量がもともと少ない人が使用した方がいいのは、マット系ワックスです。ほかのワックスと比べると固めのテクスチャーで水分も油分も少ない分ホールド力があります。比較的ハードにまとめるタイプのワックスでまとまった状態をキープすることができます。ツヤを出さず、髪をふわっとまとめることで通常の状態よりも髪の量を多く見せることができるワックスです。
1-2.毛の量が多い人向けの整髪料
毛の量が多い方は、ツヤを出すタイプのワックスを使用します。ツヤを出すタイプのワックスは、髪がぬれているかのようなツヤ感を演出することができ、まとまりのいいスタイルを簡単に作り出すことができます。水にぬれているかのような質感を出すことで、毛の量を通常よりも少なく見せることができ、清潔感を演出することができるのです。毛の量が多くベリーショートの方に特におすすめです。
1-3.軟毛の方向け整髪料
軟毛は、髪の毛がもともと細かったり、やわらかかったりする髪質を指します。通称猫っ毛とも呼ばれ、通常のスタイリング剤では長時間形をキープすることは難しく、すぐにぺしゃっとなってしまうことが多いです。そのため、選ぶべき整髪料はマット系やツヤを出すスタイリング剤どちらでもいいのですが、ハードなものを選びます。強力なワックス剤であれば軟毛の方でも髪型を長時間キープすることができます。どうしてもワックスでは髪型がキープできないということでしたら、ジェルを使うこともおすすめです。
1-4.ダメージが残ってしまっている方向けの整髪料
パーマをあてたり何かしらの要因で髪にダメージが残っている方は、やわらかくまとめる整髪料がおすすめです。具体的には、ソフトワックス、少量のジェルやムースなどです。ハードなスタイリング剤を選んでしまいますと、髪のダメージによってぱさぱさした印象が際立ってしまうため避けるべきです。ふんわりしたスタイリングにして、ダメージを感じさせない形に整えましょう。
2.整髪料は髪にダメージを与えるのか?
髪へのダメージが整髪料によって引き起こされるのかどうかは気になるところです。結論からいいますと、整髪料によって髪の毛の内部にダメージが蓄積されてしまいます。
2-1.整髪料に含まれる界面活性剤が問題
髪へのダメージは、整髪料に含まれる界面活性剤が問題です。スタイリング剤は朝セットしてから、夜帰宅するまで長時間つけていることになります。にもかかわらず疲れて果ててスタイリング剤を落とさずにベッドへ直行してしまう方が多いのではないでしょうか。バタンキューで寝てしまったその間に、整髪料に含まれる界面活性剤が髪の内部に浸透していき、目に見えない形で髪へダメージを与えていくのです。
2-2.界面活性剤とは
界面活性剤は油分と水など、決して混じり合わない物質の境界に働きかけ、混ざり合うようにしてしまう薬剤になります。シャンプーやせっけんなどにも使われるごく一般的なもので、整髪料にも使われています。例えばスタイリング剤のワックスは主成分が油分であり、この油分が流れ落ちないよう安定させるために界面活性剤が使用されています。
2-3.髪のタンパク質との相性は最悪
界面活性剤は髪の毛に含まれるケラチンというタンパク質と相性が最悪です。界面活性剤が浸透することによって髪のタンパク質の性質を変容させてしまいます。もともとタンパク質は水をはじく性質をもっているのですが、界面活性剤と結合することによって水に溶けやすくなってしまうのです。整髪料を使ったあと必ず洗い流さないといけないのですが、その洗い流す行為自体も髪へのダメージとなってしまう可能性が非常に高いのです。
3.整髪料のダメージを抑えるには
整髪料による髪へのダメージを抑えるにはどういった方法があるのでしょうか。
3-1.家に帰ったあとのケアが大事
出先で髪のダメージのケアをすることはほとんどできません。強いていえば、食べ物や飲み物など髪に良いといわれるものを摂取するなど飲食物に気を遣うことくらいでしょうか。
家に帰ったあとに真っ先に行わなければいけないのは、スタイリング剤を洗い流すことです。界面活性剤によって変質した髪を構成するタンパク質も一緒に洗い流してしまうことになりますが、その被害を最小限にとどめるために一刻も早くシャワーで洗い流すことが必要です。界面活性剤による、タンパク質の変容は時間がたてばたつほど悪化していきます。
3-2.洗い流すシャンプーが決め手!
シャワーで洗い流さないといけない以上、整髪料を使ったあとの髪のダメージを外部から補修するには、シャンプーにこだわるよりほかありません。髪の主要タンパク質であるケラチンを配合したシャンプーを使うことで簡単にダメージ補修ができます。
4.まとめ
髪質によって選ぶべき整髪料の種類はかなり変わってきます。あなたの髪質を見てご自分にあったスタイリング剤を選択し、より素敵な一日を過ごせるようになってください。ただし、整髪料を使用したあとには、髪のダメージケアが必須です。界面活性剤の影響で髪のタンパク質が流れてしまい、髪が傷んでいってしまいます。
整髪料のダメージケアにはケラチンを配合したシャンプーを使うことをおすすめします。ダメージケアの最適なシャンプーとトリートメントをお探しの方はぜひ「4repurime(フォープレミアム)」をお買い求めください。