髪質改善で幅が広がる！ 髪質別のおすすめ髪型
男女ともにヘアスタイルはさまざまありますが、髪質によっては向き不向きがあります。芸能人やモデルの方などを参考にして同じ髪型にチャレンジしたいと思っても、髪質が合っていないと仕上がりもほとんど違うものになってしまいます。そこで今回は髪質別のおすすめの髪型や髪質を変える方法についてご紹介いたします。
1.髪型は髪質次第で向き不向きが決まる
非常に多くのバリエーションが存在する髪型ですが、向き不向きは髪質によって決まるといっても過言ではありません。そのためご自身が理想とする髪型と髪質がぶつかってしまうと同じようにすることができないという問題が生まれてしまうのです。
基本的には髪質と正反対の髪型というのは向いていません。例えば、直毛でツンツンとした髪質の方ですと、ふんわりとした柔らかさのあるヘアスタイルは不向きですし、くせ毛のように柔らかい髪質の方ですと尖ったシャープなヘアスタイルには向かないのです。
しかし、デジタルパーマや縮毛矯正などの技術がありますので、それらを活用することで髪質問題は一切関係なくなるようにも思えてしまいます。たしかに一時的にはそうかもしれませんが、パーマはかけたその時点の髪の毛にしか作用しません。髪の毛は徐々に伸びていきますので、根本から生えてくる部分はパーマのかかっていない地毛になってしまうのです。そのため定期的にパーマをかけなければならなくなり、コスト面での負担が大きく、また、傷みも蓄積されていくというデメリットがあります。
やはり髪質と髪型の相性がぴったりですと、無理がないのでセットするにも自然と決まります。毎朝の忙しい時間の中でセットするわけですからこの違いは非常に大きいでしょう。まずは髪質ごとに、どのような髪型が向いているのかを知ることが大切です。
2. 直毛に向いている髪型
直毛の髪質には、真っすぐであるためパーマがかかりにくいなど動きの出にくさや、雨の日にはペタンとしてしまいがちという特徴があります。そんな性質を生かしたおすすめの髪型について、男女別のご紹介をしましょう。
2-1.直毛の女性におすすめのヘアスタイル
女性ですと、ショートの場合にはエアリーな雰囲気の髪型が向いています。単純にショートにしてしまうとボーイッシュな印象が強くなってしまうため、空気感を持たせることでちょっとした動きが女性らしさをプラスします。
中ボブスタイルの定番でもある「ワンレンボブ」はおすすめです。直毛だからこそ似合う髪型ですし、毛先を少し遊ばせるだけでも印象を変えることができるなど汎用性にも優れています。
ミディアムやロングの場合ですと、そのまま伸ばすだけではあか抜けない印象になってしまいますので、毛量を調整しつつ毛先を軽めにすることによってサラサラ感を演出すると重くならずにきれいに決まります。
2-2.直毛の男性へおすすめのヘアスタイル
男性の場合ですと、「ウルフ」や「マッシュ」が直毛の特徴に合っているため向いています。束感を上手に使いながら、ツーブロックなどを組み合わせることでバリエーションは一気に増えるでしょう。
特にショートやベリーショートとの相性が抜群ですので、男らしい短髪がぴったりです。ワックスなどのスタイリング剤を活用することによって、重さを払拭しまとまりのある清潔感の漂う男性らしさを作り出すことができます。
3.くせ毛に向いている髪型
くせ毛には縮毛や捻転毛などいくつかの種類があり、それぞれ髪の毛の状態が異なります。いずれにしてもうねりを持つ髪質となりますので、真っすぐにするのではなくその動きを存分に生かした動きのあるヘアスタイルが向いています。雨の日にはうねりが強くなるという特徴がありますが、はじめから動きをメインとしたヘアスタイルにすることで、その特徴を味方につけてしまいましょう。
3-1.くせ毛の女性へおすすめするヘアスタイル
女性の場合には、ショートですとトップにボリュームを持たせたマッシュヘアや、顔の輪郭を包むように髪のクセを生かしたベリーショートなどがかわいらしさを前面に出すことができます。
ミディアムやロングの場合ですと、顔周りにレイヤーを入れて軽くした上で、前髪を作りたい方はシースルーバングがおすすめです。クセの動きと軽さによって女性らしい柔らかな雰囲気を作り上げることができます。
3-2.くせ毛の男性におすすめするヘアスタイル
男性ですと、トップを少し長めにしてツーブロックにするだけでも動きのあるアンニュイな雰囲気と男らしさをミックスしたようなアレンジが可能になるためおすすめです。元々のクセが存分に生かされますので、軽くスタイリング剤をつけるだけでセットも完了です。
ミディアムヘアやロングの場合には、ドライですと汚く見えてしまいますので、ウェット感を意識するといいでしょう。あえておでこを見せずに前髪をしっかりと作ることで、ミステリアスな雰囲気にもなります。クセが生かされるため重さを感じさせず、きれいに決まります。
4.髪質を改善して選択肢を広げましょう
髪質別のおすすめの髪型をご紹介しましたが、中にはご自身の髪質と理想とする髪型が乖離してしまっている方もいるかもしれません。その場合には髪質を改善して理想の髪型を実現しましょう。例えばくせ毛の場合には、生まれつきだけでなくホルモンバランスや頭皮のダメージなどが原因となっている場合があります。頭皮に良いシャンプーを使うことで、毛穴に汚れなどを残さず保湿成分によって乾燥を防ぎ、真っすぐで健康的な髪質を手に入れることが可能です。髪質改善によって、髪そのものもしっかりと丈夫になりますので一石二鳥といえるでしょう。
5.まとめ
髪質によって理想的に決まる髪型は違います。ご自身の理想を実現するための手段として髪質改善はとても有効といえます。シャンプーやトリートメントを頭皮や髪に良質なものに変えるだけでも違うのです。
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