いつの間にか変わった? 髪質が変化する原因と対処法
いくつもある髪質はどれもが特徴的で、ヘアスタイルなどにも影響する要素となります。不思議なことに、生まれつきの髪質のままずっと変わらないという方もいれば、年齢を重ねていく中で徐々に変化するという方もいます。髪質が変化したことでお悩みの方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、髪質が変わってしまう原因や予防法についてご紹介いたします。
1.剛毛と軟毛による違い
髪質にはいくつかの種類があります。まずはご自身の髪質をしっかりと把握するようにしましょう。
髪の毛には硬い髪質と柔らかい髪質があります。硬い髪の毛のことを「剛毛」と呼び、太くて表面が硬いという特徴があります。ハリやコシもしっかりとしているため、髪の毛のボリューム感も出やすい髪質となります。髪の表面を構成するキューティクルが厚く、内部のたんぱく質もたっぷりですので丈夫です。
一方で柔らかい髪の毛のことを「軟毛」といいます。とても柔らかく毛も細いので抜けやすいという特徴があります。キューティクルが弱いことで髪の表面が柔らかく、外部からの刺激などに弱いです。また、枝毛や切れ毛にもなりやすいため、髪の毛に対してダメージを与えることになるカラーやパーマをかけたい場合には注意しなければなりません。
2.髪の毛の形状による違い
髪の毛の形状にも種類があり、大きく分けると以下の5種類があります。
2-1.直毛
その名の通り真っ直ぐ一直線に伸びた形状です。ストレートであるがゆえにウェーブやカールなどがかかりにくい場合があります。
2-2.波状毛
波状のように大きくうねっている形状です。うねりの幅が大きいですので、短髪にすることでそのうねりを目立たなくさせることが可能です。
2-3.縮毛
波状毛よりも細かくうねっている形状です。縮れているのでくせ毛の中でも厄介な存在となり、縮毛矯正という特別な施術によって真っ直ぐにすることができます。
2-4.捻転毛
螺旋状にねじれている形状となります。一本の中でも場所によって太さが異なるなどバランスが悪いという特徴があります。
2-5.連珠毛
数珠がつながったかのような形状をしており、表面も凹凸になっているのが特徴です。その凹凸のせいで太さが一定ではありません。
3. 髪質が変わる原因とは
「元々直毛だったのにいつの間にかくせ毛になっていた」、「ハリやコシなどが以前よりなくなってしまった」など生まれたときの髪質から変わってしまったケースには、それぞれ考えうる原因があります。髪のお手入れ方法を変えていないにもかかわらず髪質の変化を感じる場合、このいずれかの原因に該当している可能性が高いです。
3-1.頭皮の状態
髪の毛が健康に育つためには、しっかりと栄養が供給されることが必須です。皮脂が毛穴に詰まり、血行の状態や頭皮の状態が良くない場合には、髪の毛に与えられる栄養が不足してしまいますので、徐々に細くなるなど髪質が変化してしまうのです。
3-2.栄養バランス
血流が良かったとしても、そもそも身体全体の栄養バランスが乱れてしまっていると結局頭皮にも十分な栄養が供給されなくなってしまいます。ダイエットをしている方によくあるケースで、摂取する栄養が少ないことで髪の毛も栄養不足となるのです。
3-3.老化
年齢を重ねることで、毛乳頭と呼ばれる頭皮から髪へ栄養を渡す役割を持つ部分が小さくなってしまいます。小さくなるということは髪の毛の栄養も少なくなってしまいますので、髪質が変わる原因となるのです。
4. 頭皮の状態がポイント
髪質を変化させてしまう根本的な原因は「髪の毛の栄養不足」ということになります。その原因を解消するために欠かせないのが頭皮マッサージです。血行が悪くなると栄養が十分に運ばれなくなりますので、血行促進がなされることによって本来の状態を維持させようということになります。頭皮マッサージは血行促進に効果的です。また、頭には足裏に匹敵するほどのマッサージのツボがあるといわれており、頭皮マッサージによって全身のケアも同時に可能というわけです。
5.頭皮マッサージでケアしよう
育毛に働きかける頭皮マッサージですが、指や手を使用して揉んだり押したり叩いたりすることになります。
まずは手のひらを使い、頭頂部で円を描くようにして揉みましょう。頭全体を押すようにもみほぐすことを意識します。続いて指の腹を使い、頭皮を押さえつけるようにしてリズミカルに押します。このときの力加減はあまり力を込めすぎても痛みを感じてしまうため、程よい力で行います。最後に手を軽く握った状態にしたら、握りこぶしの側面を使って耳の裏あたりから頭頂部にかけて軽めに叩いていきましょう。
このマッサージを毎日繰り返すことによって、頭皮の血行促進や新陳代謝の向上が見込まれます。現在頭皮を触ったときに硬い印象であるという方には特におすすめです。
6. シャンプーで髪質変化を予防
髪や頭皮をキレイにするために使うシャンプーにこだわることでも髪質変化を予防することができます。その場合には髪や頭皮に対してできる限り負担の少ないものを選択するといいでしょう。洗浄力が高すぎるシャンプーですと、たしかに汚れや皮脂は根こそぎ洗い流すことはできますが、洗いすぎてしまい返って皮脂が過剰に分泌されてしまう原因にもなりかねません。程よい皮脂は頭皮には大変重要になりますので、頭皮や髪にダメージを与えないような成分が含まれているかどうかで選んでください。
7.まとめ
さまざまな要因によって髪の毛が成長するために必要となる栄養が不足してしまうということが、髪質を変化させてしまう原因となります。この場合マッサージで頭皮の状態を保ち、良質なシャンプーを使うことによって予防や改善が可能です。
「4repurime(フォーリプライム)」のシャンプーやトリートメントには髪の悩みを解消するための成分がたっぷり含まれていますので、髪質にこだわりたいということでしたらぜひお試しください。