栄養補給でいつまでもツヤのある健康な髪質を保ちましょう！
髪の毛は見た目を大きく左右する重要な部分です。特に女性の場合、ヘアスタイルはファッションの一部でもありますので、いつまでもツヤやコシのある健康的な髪の毛を保ちたいと願うものではないでしょうか。そこで今回は髪質を保つために効果的な食品や栄養などについてご紹介いたします。
1. 髪の毛が栄養不足になるとどうなる？
髪の毛が健康的でなくなってしまう原因としては、ヘアカラーやパーマなどのダメージによるものなどいくつか挙げられますが、そのなかでも老若男女に共通するものが「栄養不足」です。髪の毛が正常であるために必要となる栄養成分が不足してしまうことによって、髪質にさまざまな影響が出てしまうのです。栄養不足をに陥りますと、薄毛や抜け毛、白髪が出たり、毛が細くなったりしてしまうなどがあります。
まず「薄毛」は、一般的に遺伝的な要素が強いものと考えられています。「毛が細くなってしまう」ということについては、男性の場合ですと男性型脱毛症（AGA）のように毛の細さが関係する症状もありますが、栄養不足とAGAは関係がないとされていますので別と考えましょう。生まれつき毛が細いという方もいますが、元々は通常の太さであったにもかかわらずいつの間にか毛が細くなり、手触りも柔らかく感じ始めた場合には栄養不足の可能性があります。
白髪に関しては、老化やストレスなどが原因であることが多いものの、栄養不足によっても発生してしまいます。本来髪の毛の色というのは、メラノサイトという色素細胞がメラニンを生成することで色がつくという仕組みです。ところが栄養不足などによってメラニンを生成できなくなってしまいますと、色のついていない白髪状態で毛が生えてくるようになるというわけです。
2. 脂っぽい食べ物には要注意！
最近では外食だけでなく、中食といわれる自宅以外で調理されている料理を口にする機会が昔に比べて圧倒的に増えてきています。そのため脂っぽい食べ物を口にする回数も自然と多くなっているのです。食事としての満足感は非常に高いかと思いますが、髪質に対する影響という観点では注意しなければなりません。
髪質を決めるものとして、栄養だけでなく頭皮環境もとても重要です。頭皮には毛穴があり、毛穴から髪の毛が生えるという仕組みになっていますので、頭皮の状態も気にしなければならないのです。脂っぽい食べ物を頻繁に摂取していますと、徐々に皮脂の量が増えていきます。増えた皮脂は毛穴を塞いでしまうことになりますので、髪の毛が育ちにくくなり、抜け毛が増えてしまうようになるのです。いい髪質の毛というのはしっかりと成長している髪の毛ですので、成長しきる前に抜けてしまうと髪の毛の質は低下してしまうため、皮脂の量を正常に保たなければなりません。皮脂が多くなるとしっかりと洗い流そうとしてシャンプーを多めにつけてしまい、今度は頭皮の乾燥を招いてしまう恐れもありますので、脂っぽい食べ物は控えるべきではないでしょうか。
同時に、脂っぽい食べ物を多く口にすることによって、血中のコレステロールや中性脂肪の量が上がってしまいます。すると、血行不良となりスムーズに栄養を運ぶことができなくなってしまい、髪の毛の栄養不足の原因となるのです。
3. 髪質が良くなる栄養成分
食べ物などから摂取することができる栄養成分には、髪の毛にとてもいいものがいくつもあります。偏食すると摂取する栄養素にも偏りができてしまいますので、栄養素を意識するだけでも髪の毛の質を高める作用があります。
3-1.たんぱく質
髪の毛のツヤやハリを生み出す源はコラーゲンですが、たんぱく質はそのコラーゲンを生み出すために必要となる栄養素です。たんぱく質が不足することによって、髪質が不安定となり、最終的に薄毛の原因にもなってしまいかねません。
3-2.亜鉛
たんぱく質をたくさん摂取したとしても、髪の毛に還元する際には亜鉛が不可欠となります。亜鉛とたんぱく質どちらもそろうことによって、最大限に髪の毛の成長に作用を発揮するというわけです。また亜鉛は新陳代謝を促進するという作用もありますので、抜け毛などを防止することが可能となります。
3-3.ビタミン
たくさんの種類があるビタミンですが、髪の毛にいい成分としてはA、B、C、Eとなります。それぞれが頭皮に対して乾燥を防ぐなどの作用や、発毛や育毛を促すためにとても優れているのです。髪の毛に直接関係がなかったとしても、身体にとってプラスとなる成分でもありますので、巡りめぐって健康な髪の毛を保つことにつながります。
4. 髪の毛にいい3つの食べ物
髪の毛の栄養不足を感じた場合には、積極的に髪の毛にいい食べ物を摂取することで、本来の健康的な髪の毛を取り戻します。
4-1.牡蠣
牡蠣には、薄毛防止や髪の毛の成長を促す作用のある「鉄分」と「亜鉛」という成分が非常に豊富に含まれています。牡蠣を食べるだけで髪質向上につながるミネラルをしっかりと摂取することができますので、そのまま食べてもいいですし、フライなどにしてもいいでしょう。
4-2.ほうれん草
ほうれん草には、鉄分とビタミンCがたっぷりと含まれています。ビタミンCが不足するというのはあまり普段では考えられないことではありますが、コラーゲンの合成などの髪の毛の成長に関わるプロセスに欠かせない成分ですので、おひたしやソテーなどにして食べるといいのではないでしょうか。
4-3.ナッツ
アーモンドやくるみなどは、特に潤いのあるつややかな髪の毛を保つことに作用を発揮します。入手も簡単でそのままでも食べることが可能ですので、おやつ感覚で気軽に食べるといいでしょう。
5.まとめ
髪の毛の毛量も大切ですが、やはりパサつきがなく潤っているなどのコンディションも重要です。コンディションはそのまま見た目に反映されますので、今回ご紹介した成分や食べ物を積極的に普段の食事に取り入れて、栄養たっぷりの髪の毛にしましょう。また、食物だけでなくシャンプーやトリートメントでも髪質向上されます。「4repurime（フォーリプライム）」によって自信の持てる髪質を手に入れてみてはいかがでしょうか？
