髪の毛の傷みはキューティクルの傷み!? 日常で取り入れたい髪のケア

髪の毛の傷みはキューティクルの傷み!? 日常で取り入れたい髪のケア

髪の指通りが悪くなってきたり、パサパサになってきたり、カラーリングで染めた色がどんどん明るくなってきたり、これらの症状は髪の毛へのダメージの現れです。髪の毛のダメージが現れだしますと、せっかくのオシャレも台無しです。特に見た目が老けて見えてしまいます。こうした髪の毛へのダメージはどのようにできるでしょうか? またどういったことを心がければツヤのある健康的できれいな髪の毛の状態を維持できるのでしょうか?

1. 髪が傷む原因とは

髪の毛は大きく分類すると3つの層から形成されています。髪の最深層の細胞を「メデュラ」といい、その周りを「コルテックス」が覆い、最後に髪の表皮は「キューティクル」でコーティングされているという構造です。キューティクルが正常の場合、うろこ状に規則正しく重なり層になっています。この状態が保たれていれば髪にはツヤが生まれ、見た目の美しい髪を維持できます。

しかし、キューティクルがダメージを受けてコーティングが剥がれていると髪のツヤがない状態になってしまいます。パサパサな髪、チリチリ髪は、髪のキューティクルがダメージを受けているからなる症状です。キューティクルが傷む主な原因は熱と摩擦です。これらは毎日の洗髪や髪を乾かす際に生じる負荷です。キューティクルを傷つけない方法を知り、ぜひ実践していただきたいものです。

2. 髪の組織とキューティクル

先ほども述べた通り、髪は3つの層から形成されており、まず深層部分の「メデュラ」は針金の芯の部分になり、その芯を取り巻く肉になるのが「コルテックス」です。そして髪の約85~90%はコルテックスといわれていて、タンパク質とたくさんの水分を含んでいます。そしてそのタンパク質や水分を逃がさないように包み、髪全体を保護しているのが「キューティクル」です。

コルテックスが外気に触れてしまうと成分の中に含まれるタンパク質や水分は漏れ出し乾いてしまいます。この状態に一旦陥ると髪はどんどん傷んでいってしまいます。キューティクルやトリートメントで髪の表面をしっかりコーティングしておくことが健康な髪を保つ上で必須になります。またキューティクルは一度剥がれると再生したりはしません。剥がれないよう日頃からケアを怠らないことはもちろんですが、仮にキューティクルが傷んできてもキューティクルの代わりを担ってくれるトリートメントを馴染ませ、髪の表皮にコーティングしてあげることで髪のダメージを軽減することができます。

3. キューティクルを守るために

髪の皮下成分を守るキューティクルですが、そのキューティクルをケアすることが髪の見た目の美しさにもつながります。キューティクルは熱と摩擦に弱く、間違ったシャンプーやドライヤーはキューティクルを必要以上に傷つけ、髪の状態を悪化させる原因になりえます。髪を洗う上で、シャンプー、トリートメント、ドライヤーに基づき、それぞれ正しい方法を紹介していきます。

3-1. シャンプー

キューティクルは濡れると水分をコルテックスに取り入れようとして層が開くという性質を持っています。濡れた状態のキューティクルはとても傷つきやすく、濡れた髪をゴシゴシ洗うのはよくありません。シャンプーは手のひらでよく泡立てた上で髪に撫で付けて、濡れた髪ではなく地肌をもみこむように洗う意識を持ちましょう。

髪に付いた汚れや皮脂成分はお湯の流水とシャンプーの泡だけでも十分洗い流せます。また泡は、髪と髪の摩擦を防ぐ役割も果たしていますので、髪は大きく傷つけきません。そして洗い終わったら、シャンプーが残らないよう十分すすぎましょう。シャンプーの泡が残っていると地肌の皮脂と癒着して汚れになってしまいます。とにかく最後まで髪ではなく、地肌を清潔にすることに着目すれば髪を無闇に傷つけることはありません。

3-2. トリートメント

シャンプーで汚れを洗い流した後はトリートメントやリンスなどで髪をいたわってあげましょう。髪が濡れてキューティクルが開いている状態は、中のコルテックスに栄養分が浸透しやすくなっている状態でもあります。よくトリートメントで髪を再生できるといわれていますが、実は髪には自己修復機能はないので傷んだ髪は元には戻りません。

一度剥がれたキューティクルは元には戻ることはないのですが、コルテックスに栄養分を補うことでタンパク質や水分を補給し、細い髪やパサパサした髪に潤いやツヤを戻すことは可能です。またトリートメントはキューティクルのようにコルテックスの表皮をコーティングして保護する役割も持っていますので、しっかりとトリートメントを馴染ませることで健康的な髪質に近い状態を作ることもできます。髪の短い方や男性でもトリートメントはこまめに実践しましょう。

3-3. ドライヤー

キューティクルは、摩擦以外に熱にも弱い性質があります。かといって自然乾燥もあまりよくありません。ドライヤーで乾かすのが最善です。実は自然乾燥だと濡れた髪と髪が擦れて摩擦が起きています。さらに濡れた髪はキューティクルが一層傷つきやすくなっているので結果的にドライヤーで乾かすよりもダメージが大きいからです。

ドライヤーでの熱を浴びる時間を少しでも短くするためにタオルで髪をポンポンと叩き、水分を吸収させましょう。間違ってもゴシゴシ髪を拭いてはいけません。水気がある程度拭き取れてから素早くドライヤーで乾かします。熱によりキューティクルはダメージを受けますので、なるべく髪とドライヤーの距離は近づけすぎず、サッと乾かしましょう。

4. まとめ

美しく健康的な髪を保つポイントは、キューティクルを傷つけないことです。毎日の洗髪でのシャンプー、リンス、ドライヤーの方法を今回は紹介しましたが、毎日のケアこそが長期的な美髪につながります。髪の傷みに悩まされている方は日々の生活の中でキューティクルをどんどん傷めつけてしまっていることがほとんどだからです。ダメージが深刻な場合は髪をバッサリ切るか、美容院で特別なケアをしてもらい、一度髪の状態をニュートラルに戻しましょう。そこから毎日のケアに着手し、美しい髪を目指します。

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