▼目次
くせ毛の原因は遺伝だけじゃない
一般的に遺伝が原因だと思われているくせ毛ですが、遺伝以外にもいくつか原因があります。
・ホルモンバランスの変化
・加齢
・生活習慣の乱れ
これらは、遺伝以外のくせ毛の原因として挙げられるものです。「昔はストレートだったのにいつのまにかくせ毛になっていた」というような人に当てはまる要因となります。
生活習慣の乱れとくせ毛が関係していることは意外ですよね?栄養バランスの偏った食事だったり、睡眠不足、さらにはストレスなんかもくせ毛の原因になってしまいます。「心当たりがないのに最近髪の毛がうねってきている」という方は、自分の生活習慣を見直してみてください。
くせ毛の種類と日本人に多いくせ毛タイプ
一概にくせ毛といっても、すべて同じタイプのものではありません。ただうねっているだけのくせ毛もあれば、毛が縮れるタイプのものまであります。ここでは代表的なくせ毛の種類をいくつか紹介していきます。
直毛
意外かもしれませんが、直毛もくせ毛に分類されます。この場合の直毛というのは、ストレートすぎてパーマを掛けてもすぐにまっすぐになってしまうタイプのものです。
ペタッとしてボリュームが出にくいのが特徴です。うねっているだけがくせ毛だけではなく、まっすぐ過ぎるのも一種のくせ毛なのです。
波状毛
くせ毛と聞いてイメージする種類のくせ毛はおそらくこのタイプのくせ毛だと思います。大きなうねりから小さなうねり、まばらで左右非対称のうねりをしているタイプがこの波状毛です。うねりが激しくて、ボリュームが出過ぎてしまうという弊害があります。
波状毛はうねりによって見た目のバランスが悪くなり、きちんとしたヘアスタイルが難しくなるのです。また、日本人で一番多いくせ毛のタイプがこちらになります。
捻転毛
捻転毛とは、縄状やコイル状にねじれるタイプのくせ毛のことを言います。先ほど紹介した波状毛が緩やかなウェーブだとしたら、こちらの捻転毛は髪を束にしてねじるというイメージです。
波状毛よりも厄介なくせ毛で、こちらもヘアスタイルが上手く決まらない原因にもなります。また、捻転毛はねじれている部分がちぎれやすく、枝毛やまとまりがない髪型の原因にもなってしまいます。
縮毛
縮毛は髪の毛が縮れた状態で、チリチリした細かくうねるタイプのくせ毛です。縮毛の方は、上記で紹介した波状毛や捻転毛を合わせて持っている方が多く、特に激しいくせ毛として知られています。
こちらも捻転毛と同じように髪の毛がちぎれやすく、枝毛の原因にもなってしまいます。強度なくせ毛ということでしっかりとした対策が必要になってくるくせ毛の種類です。また、髪の毛が硬いタイプの方に多く、パサパサした印象を与えてしまうことが多くなります。
くせ毛の改善方法
くせ毛というのは全く治せないものではなく、対策を行えばある程度、髪の毛の癖を抑えることも可能です。
ここではそんなくせ毛を抑える方法をいくつか紹介していきたいと思います。
縮毛矯正やヘアアイロン
美容室で縮毛矯正を行うのが、一番効果的なくせ毛の治し方です。軽いくせ毛なら綺麗なストレートヘアにすることが可能ですし、強度の縮毛もある程度改善することができます。
デメリットとしては、何度もやり過ぎるとそれで頭皮が荒れたり髪の毛を痛めてしまう可能性があるということです。縮毛矯正は髪や頭皮へ強い負担を与えて行うので、肌が弱い方には向いていません。
そんな方はヘアアイロンを使うのをおすすめします。しかし、ヘアアイロンは時間を要するので、忙しい朝などの時間を大切にしたい方には向いていないかもしれません。
毎日のドライヤーも大事
くせ毛を治すには、髪を洗った後のドライヤーも大事になります。ドライヤーを当てる時は、髪の毛をまっすぐに手にとって行うようにしてください。適当に髪にドライヤーを当てるのではなく、一直線に髪をつまみ、ストレートに伸ばしながら当てるのです。そうすることで、多少くせ毛をマシにできます。
また、ドライヤーのし過ぎはくせ毛を悪化させてしまうので、ドライヤーはスピーディーに行うようにしましょう。
最後に:くせ毛は治ります
くせ毛に悩んでいる方は非常に多く、中には「自分はくせ毛だからおしゃれなヘアスタイルは無理だと諦めている」という方もいます。くせ毛は治せないものではなく、ある程度強いくせ毛でも治すことは可能です。
また、くせ毛を悪化させないためのケアも大事になってきます。ドライヤーを正しく使い、規則正しい生活をすることで、くせ毛の悪化を防ぐことができます。くせ毛をだからといってしたいヘアスタイルを諦めるのではなく、何かしら対策を行って、ヘアスタイルを楽しんでみてください。