キューティクルの構造や役割って?キューティクルへのダメージの原因や対処法も教えます

 

 

▼目次

1.意外と知らない?キューティクルの役割

2.キューティクルへのダメージの原因

 2-1.髪同士が擦れる摩擦

 2-2.髪を濡れたまま放置

 2-3.髪への負担が大きいパーマやカラーの施術のやり過ぎにも注意

3.キューティクルを守るために必要なこと

 3-1.髪を乾かす

 3-2.美容室でのケアも大事

4.最後に

 

 

意外と知らない?キューティクルの役割

みなさま、「キューティクル」というワードを聞いたことはありますか?ヘアケア商品のCM等でよく聞くワードだと思いますが、「キューティクルというワードを聞いたことがあっても、キューティクルがなんなのかは、わからない」という方は多いと思います。

 

一言で言うと、キューティクルは髪の毛を構成している層のことを言います。

 

髪の毛というは

・キューティクル

・コルテックス

・メデュラ

 

という、3つの層で形成されています。外側から「キューティクル→コルテックス→メデュラ」という順番で層になっています。つまり、一番外で髪の毛を保護している層がキューティクルというわけなのです。

 

キューティクルは魚のウロコのような形状をしており、この形のおかげで髪の毛を柔軟に曲げることができると言われています。他にも水分を保持する役割を持っており、このキューティクルが剥がれてしまうと、髪の毛の水分量が減ってしまい、パサパサヘアの原因にもなってしまうのです。

 

わずか0.005mmという薄さのキューティクルですが、綺麗な髪を保つために絶対必要なものなのです。できるだけキューティクルへのダメージを抑えるような生活を心がけてください。

キューティクルへのダメージの原因

キューティクルは髪の毛の一番外側にある層という性質上、さまざまな要因で剥がれたり、破壊されてしまうこともあるのです。ここでは、そんなキューティクルへのダメージの原因になることをいくつか紹介したいと思います。

 

髪同士が擦れる摩擦

キューティクルというのは、熱に弱い性質を持っています。熱が原因で剥がれてしまったり、ダメージを受けてしまうことが多いのです。髪の毛同士が擦れて発生する摩擦熱でキューティクルが剥がれてしまうことはよくあり、髪が擦れやすい睡眠時やシャンプー時には注意する必要があります。

 

ゴシゴシ洗うのではなくゆっくり丁寧に洗い、就寝時は髪の毛を一つにまとめるのがいいでしょう。そうすることで、キューティクルを摩擦熱から守ることができます。

 

髪を濡れたまま放置

先程も紹介しましたが、キューティクルは水分を保持する役割を持っています。しかし、お風呂あがり等の、髪が濡れた状態というのはキューティクルが水を含んでしまい、広がった状態になってしまうのです。

 

キューティクルが広がってしまうと、それだけダメージを受けやすく、髪への負担も大きくなってしまいます。髪の毛を洗った後は、できるだけ濡れたまま放置せずに、しっかりと乾かすようにしましょう。

 

 

髪への負担が大きいパーマやカラーの施術のやり過ぎにも注意

また、パーマやカラー等の髪への負担が大きい施術もキューティクルへのダメージの原因の一つです。これらの施術のやり過ぎには注意してください。

 

キューティクルを守るために必要なこと

キューティクルというのは、一度剥がれてしまうと修復できません。綺麗な髪の毛を維持するためには、キューティクルへのダメージを未然に防ぐ必要があるのです。

 

ここでは、そんなキューティクルを守るために必要なことをいくつか紹介していきたいと思います。

 

 

髪を乾かす

まず一番重要なのは、髪を濡れた状態のまま放置しないということです。シャワー後は、できるだけすぐに髪を乾かすようにしてください。

 

またキューティクルは、熱に弱い性質を持っているので、ドライヤーの熱量にも注意してください。熱すぎるとそれだけでキューティクルへダメージを与えてしまいます。熱すぎない風で髪の毛を乾かすようにしましょう。

 

 

美容室でのケアも大事

自宅で行うヘアケアも、もちろん大事ですが、美容室でのトリートメントもキューティクルを守るために重要なヘアケアになります。自宅ではできないケアもできるので、定期的に美容室へ通いキューティクルを保護するためのトリートメント等を受けてみてください。

 

 

綺麗な髪をキープしたいならキューティクルのダメージを抑えることが大事

髪の層の一番外側にあり、内部へのダメージを防いでくれるキューティクル。キューティクルというのは、綺麗な髪を維持するために絶対に必要になるものです。

 

キューティクルは、日常のいろいろな出来事がダメージとして蓄積されてしまいます。できるだけそのダメージを抑えて、キューティクルを保護することが重要になってくるのです。ヘアケアをしっかり行い、キューティクルを守り、綺麗な髪の毛を手に入れて欲しいと思います。